日本は元来より瑞穂の国と呼ばれ、暮らしの中で稲作を営んできました。
米と水をはじめとした自然、森羅万象を想う気持ちは、我々日本人が長らく大切にしてきたものです。
都市圏に経済が集中し農業人口が減少を続けている現在、便利さと効率を求める一方で、どこか心の拠り所となるものが失われているのではないでしょうか。
私たちは、稲作を通して思い描く日本の原風景、そして酒造りと向き合えば感じる自然への感謝を、少しでも多くのお客様と共有したいという想いがあります。
先祖から受け継いだ土地、そして何万年もかけて形成された河川や大地から得られる恵みを「味」として表現し、これから先の未来にも残していけたらと思います。